【JICA海外協力隊】書類選考で実際に私が行ったこと!

(2021年6月27日更新)

こんにちは!現在、JICA海外協力隊の2021年春募集が始まっていますね!

6月30日までに応募書類提出となっているので、皆さん書類作成に奮闘している時ではないでしょうか。

(有難いことに数人ご連絡を頂き、書類作成・要請選びを一緒に考えたりしました。)

そんなあなたを応援したいと思い、この記事を書いています。

なかなか文章で自分の強みやアピールポイントを書き出さないといけないけど、進まないという方に是非見てもらいたい記事です。

私自身、文章を書く能力は低く、言いたいことを中々まとめられませんでした。(今もそうです。笑

2018年に書類選考についての記事を更新していますが、より詳細にまとめます。

私が受験した時よりも聞かれる項目等が多くなっていたり、違う部分もあると思いますが、参考にしていただけると幸いです。

目次

書類選考で私が実際に行った手順

①希望する要請を絞る

JICA海外協力隊のHPにいくと、要請情報概要があると思います。

資格条件・選考指定言語等を確認し、自分の過去の経験を元にできる要請を選びます。

私がもし、もう一度JICA海外協力隊に参加するなら、活動言語で選びます。

学んだことのないスペイン語やフランス語など、協力隊として活動を終えた後のキャリアの幅が広がるかな〜と思ったり。

訓練所ではしっかり基礎を教えて貰い(インプット)、活動中2年間は言語を練習する(アウトプット)、とても貴重な機会です。

②選んだ要請内容からキーワードを取り出す

「なぜこの要請を選んだのか」を書類選考・面接で聞かれると思います。(私は聞かれました)

その際、理由を書くときに行った私のやり方を共有します。

実際の私の要請(第二志望の要請)

予定されている活動内容の中に、求められている要素がはっきりとわかります。

求められている要素を用紙の空いている所に書き出し、自分ができそうなことを青で丸つけています。

これをすることで、要請と自分のできることが明確になり、文章にまとめる際に書きやすくなります。

第一志望で出していたルワンダの要請
第三希望の要請

③キーワードと自分の過去の経験を照らし合わせる

上記の写真では伝わりにくいかと思いますが、左側に書いているのが志望する要請から取り出した要素、右側が自分の過去の体験談や活かせる能力等。

①勉強会・ワークショップ→大学生の時に所属していた国際交流コミュニティーでの経験

②クラブ活動・スポーツ→小中高と10年間バスケをし、ゲームリーダーとして役割を果たしていた経験

③日本文化紹介→大学生の時に所属していた国際交流コミュニティーでの日本文化紹介の経験

④主体性/学習意欲向上→アクティブラーニングを取り入れる(私が授業を行う際はグループワーク・ペアワークを導入する)

④ 自分の過去の経験を具体的に文章にしていき、求められている要素とつなぎ合わせる

私が受けた時と書類選考で聞かれる内容が異なっていると思いますが、私の時の質問を例にまとめます。

2.選択した職種に関し、次の(1)~(4)の項目について具体的に記述してください。

(1)この職種を選択した理由(260)

(2)この職種に対するご自身の経験(実務等)、技術適合性(セールスポイント)を具体的に挙げ記述してください。その際、ご自身の選んだ要請内容に対しての技術適合性についても触れてください。 (850)←これを例とする

(3)この職種に携わる際に想定されるご自身の弱点を記述してください。(190)

(4)自己PR(希望した職種に関係する経験以外で特筆すべき経験を記述してください。) (240)

まず私が行ってことは、求められているセールスポイントと経験を一言にまとめる

実際のもの

これをすることで次に文章にまとめるのが簡単になりました。

塾の講師をしていた際に、担当していたクラスの有名私立大学合格率が85%に達成した経験があります。

私はこの経験から問題を発見し解決する能力を身につけることができました。私の課題は、「どのように生徒の考える力を養うか。」ということでした。指導方法としては、子どもの主体性を育むために、個別チェック指導を取り入れたことです。…….省略  私の担当した子ども全員が復習を自ら進んでするようになり、「”なぜ”この問題を選んだか。」を自分で考えられるようになりました。生徒の抱える問題をいち早く見抜き、解決するまで、その指導方法を模索し、子どもと共に取組む力を私は持っています。

以上、問題を発見し解決する力を身につけた経験から、私は、子どもの主体性や学習意欲の向上に対する指導をすることができます。指導方法を考える前に、子どもの現状を知り、課題を見つけます。現状・背景を考慮し、子ども自ら学びを深められるような課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(アクティブラーニング)を教授の中に組み入れながら、子どもの学習意欲・主体性を引き出すことができます。(757字)

少し省略させて頂きました。

以上が私のやり方です。2018年に書類選考についての記事を出していますのでそちらも参考にしてみて下さい。

まとめ

現在(2021年6月24日)約580件の要請があります。

2018年春募集の際は、小学校教育だけで165件の要請があったので(現在62件)、例年に比べて要請自体減っているのが一目瞭然です。。。

厳しい闘いになるとは思いますが、秋募集にはまた要請が増えていると考えられますし、重く考えすぎず自分のできることと要請を照らし合わせて応募するのが良いのではないかと思います。

新卒の方で経験がないためにできないと思われる方がいらっしゃるかもしれないですが、要請内容をみるとできることもあります。応援しています。

その他、質問や準備で必要なことなどありましたら、いつでも問い合わせ下さい。私は書類選考で聞ける先輩隊員の方などいなかったので力になりたいと思っています。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

当ブログを運営している兵庫県出身(25)シホです。
大学卒業後、JICA海外協力隊としてケニアへ。
帰国後、人生模索中。

コメント

コメントする

目次
閉じる